汚れた血(1986)
MAUVAIS SANG
BAD BLOOD [米]
THE NIGHT IS YOUNG
監督:レオス・カラックス
メディア :映画
上映時間 :125分
製作国:フランス
初公開年月:1986年11月26日(フランス):1988年2月6日(日本)
ジャンル :ロマンス/犯罪
青と赤。フランスの色。場面場面に青と赤が何かの象徴のように登場する。ストーリーに派手さはなく、緻密さもないが、その大雑把さがかえってこの映画の良さを生み出している。白黒無声場面あり、スピード感ある映像あり、パラシュートで飛行機から飛び降りシーンなどの撮り方もまた面白い。
少年アレックスはアンナに語る。「もし君とすれ違ってしまったら、世界全体とすれ違うことになる」
以下は資料から。
ハレー彗星が再び近づく近未来を舞台に、才人カラックスが独創的な映像世界を展開するSF的なフィルム・ノワールにメロドラマの要素が溶け込んだ作品で、熱狂的に世界の若い観客に迎えられた。愛なきセックスによって伝染する“STBO”という奇病が蔓延するパリで、ジャンという男がメトロで死ぬ。友人マルクは彼が金貸しのアメリカ女に殺されたのではと疑いを持つが、彼女から汚れた金を借りていたのはマルクも同じだった。その返済のため、ある製薬会社が開発した“STBO”の特効薬を盗み出そうと誘われたジャンの息子アレックスは、マルクがつれ添うアンナに密かに心魅かれしぶしぶ承諾。計画は実行されるが、そこにアメリカ女の目は光っていた……。マルクにM・ピコリ、アレックスにD・ラヴァン、アンナにJ・ビノシュ。J=Y・エスコフィエ。
スタッフ
監督:レオス・カラックス
製作:アラン・ダーン 、フィリップ・ディアス
脚本:レオス・カラックス
撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ
音楽:ベンジャミン・ブリテン、セルゲイ・プロコフィエフ、シャルル・アズナヴール、デヴィッド・ボウイ、セルジュ・レジアニ
主題歌:デヴィッド・ボウイ『Modern Love』
出演
ドニ・ラヴァン(アレックス)
ジュリエット・ビノシュ(アンナ)
ミシェル・ピッコリ(マルク)
ジュリー・デルピー(リーズ)
ミレーユ・ペリエ
ハンス・メイヤー(ハンス)
キャロル・ブルックス
セルジュ・レジアニ
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汚れた血 (フランス映画/1986年、監督:レオス・カラックス)
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